ダウンロードの真実

どうした雷電顔色が悪いぞ




「むぅ…あれはまさしく拿雲狼弩…!」
「知っているのか三国志・戦国!」



拿雲狼弩(だうんろうど)



漢代中期、形象拳の大成者といわれる烏殷爾(ういんにい)が編み出した究極の武術体得方法で、
数ある中国拳法の奥義の中でも最強と言われるもののひとつである。
この技の要諦は、己の意識及び肉体を相手に同調させることによって、
相手の技や奥義を、一瞬の内に自らの技として体得し使用することにある。
この奥義を極めることができれば、あらゆる武術を体得することが可能となり、
その強さは千人の兵にも匹敵するといわれた。
しかし、そのあまりの強さを恐れた時の支配者により、烏殷爾が罪人として捕らえられたため、
現在はその奥義を伝えるものはいないとされる。
なお、ファイル共有ソフトWINNY」は烏殷爾の名から名付けられたものである事は、ダウソ板住人の間ではあまりにも有名である。




民明書房刊「現代技術に生きる中国拳法の知恵」より